チュニジア海岸から113Kmというとイタリア最南端のシチリアの島ランペデゥーサ。人口5,500人の漁業と観光に頼る素朴な島であり、一方でアフリカ・中東からの難民が押し寄せる玄関口となっている島でもあります。2013年の難民船沈没事故はここで起きました。ドキュメンタリー映画『海は燃えているか~イタリアの最南端の小さな島~』(ジャンフランコ・ロッシ監督)は、そうした島の現実を教えてくれます。主人公の少年のマンマが作る素朴なイカのスパゲッティをヒントに。
イカの吸盤や嘴を取り除いて適当にカットする。ワタや墨は中身を絞り出しておく。フライパンにオリーブオイルを注ぎ、ニンニクのみじん切りを加え火にかける。イカ、ローリエを加え炒める。白ワインを振ってアルコールを飛ばして、イカのワタとトマトペーストを加えてしばらく煮込む。一体感がでたら茹でたスパゲッティを加え、ゆで汁、オリーブオイルを加え絡める。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.552
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