ズッキーニはきちんと熱を入れた方が素材の持つ甘さや食感が際立つような感じがします。シンプルなトリフォラーティはその代表ですが、今回の一度揚げ焼きにしてチーズとバジルをまぶしたものを使ったパスタもその一つ。ズッキーニの食感とチーズのコクとバジルの爽やかさが渾然一体となっていくらでも食べられそうです。パンツェッタ貴久子さんのレシピから。
ズッキーニを縦半分に切って7ミリ幅にスライスする。フライパンにひたひたのオリーブオイルを注ぎ、ズッキーニを重ならないように入れて両面に焼き色がつく程度に揚げ焼にする。ズッキーニをバットに取り出して並べ、上からすりおろしたペコリーノ(またはパルミジャーノ)チーズ、手でちぎったバジルをかけて、さらにフライパンのオイルもかけて1時間ばかり放置する。スパゲッティを茹でる。フライパンにバターを溶かし、すりおろしたペコリーニチーズを入れて、茹で上がったスパゲッティを入れ、バットのズッキーニをオイルごと加え手早く和える。塩・ブラックペパーで味を調えて、仕上げに手でちぎったバジルを上からかけて完成。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.106
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