家庭で焼くピザなんか美味くないと思っていませんか?もちろん窯内の温度が摂氏500℃なんなんとする本場の窯焼きナポリピザには及びませんが、その場で捏ねて、その場で焼いて、その場で食べる手づくりピザは、冷凍や宅配や有名店からのデリバリーに勝ること間違いなしの美味さです。いかに技術が稚拙であろうとも、その場で打って、その場で茹でて、その場で手繰る、手打ち蕎麦の感動ものの美味しさと同じなわけです。
ポイントはオーブンを最高温度でギリギリまで予熱することで、限りなく高温にして短時間で焼くこと。生地の下がやや焦げて、端が膨れ上る焼き上がりが理想です。Let’s try!
家庭用のオーブンに入る直径20センチのピザ3枚分の分量です。強力粉300g、ドライイースト3g、塩6g、ぬるま湯200ccを準備。小さなボウルにドライイーストとぬるま湯と強力粉を少し入れて予備発酵させる。残りの粉をボウルに入れ、ブクブクとなった小さなボウルの中身、ぬるま湯の半分、塩を加え混ぜる。さらにぬるま湯の半分とオリーブオイルを加え捏ねる。手の平の付け根で生地を押し折り畳み、90度回転させて、さらに手の平の付け根で押して折り畳むことを繰り返して生地がまとまった感じになるまで捏ねる。10分程度か。生地を丸めてラップをかけ、発酵モードのオーブンに入れ、倍の大きさになるまで発酵させる。約1時間程度か。その間にオーブンを250℃の余熱モードにセットする。オーブンの余熱が完了しても、そのままできる限り余熱状態を続ける。オーブンにもよるが最大20~30分程度か。生地が2倍に膨らんだら、ガス抜きをして3等分に分け、丸めてラップをかけて温かい場所に約30分置き二次発酵させる。倍近くの大きさになっているはず。打ち粉をしたクッキングシートの上で手で伸ばしトマトソースを塗り、好みの具材を乗せる。クッキングシートごとオーブンに入れて1~2分程度焼く。バジルやアンチョビは時間差で入れてね。
チキテオは、モッツラチーズにセミドライトマトとバジルを乗せた豪華マルゲリータやオレガノ、ニンニクにアンチョビも加えた特性マルゲリータ、薄切りサラミのピザなどが好みです。実はピザの生地とフォカッチャの生地は同じなのだそうです。生地は発酵後冷凍保存も可能です。
Bon appetit !
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