ハムカツという名の昭和。使うハムは、ぜひ、豊かになる前の日本の記憶が舌に蘇る、薄切りのプレスハムで。
くず肉をつなぎで固めて作られるプレスハム。1970年ぐらいまでは、ハムといえば、この四角い、赤い、プレスハムが主流でした。マトン、馬肉、豚肉などのさまざまな雑肉とでんぷんの風味がなんとも懐かしい。すっかり上品さを装うようになった最近のスーパ―などではとんと見かけないので、入手するのは街の肉屋だ。今回のプレスハムは石川台の希望が丘商店街(実に昭和な名前ですね)の「アンデス東雪谷店」さんで買いました。
薄切りのプレスハムに小麦粉をつけて溶き卵をくくらせパン粉をつけて揚げる。千切りキャベツを添える。
Bon appetit !
copyrights (c) 2021 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。