お粥である。食べ過ぎの翌日や二日酔いの日には最適である。とはいうものの、あっさっりとした優しい味わいは普通の昼時などでも病み付きになるね。草野心平発案の心平粥をベースにした矢吹申彦のレシピより。
土鍋に米1カップ、ごま油1/2カップ、水10カップ、顆粒の鶏がらスープの素を入れ、火にかける。初めは強火で、煮立ったら米が踊る程度の弱火で炊く。もちろん、本格的な鶏がらスープならなお良し、さらに前日から戻してある干し海老や干し貝柱があれば戻し汁ごと加えるなどすればさらに良し。土鍋の底が焦げ付かないように火加減に留意して1時間ばかり炊く。かきまぜるのは時々でかまわない。ちなみに本場の中国粥は3時間半炊くのだそうだ。炊き上がったら、お椀に盛り、白身魚の切り身、白髪ネギを乗せ、小皿の醤油をれんげにつけながらいただく。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.51
copyrights (c) 2012 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。