焼き鳥といえば国技館の大相撲焼き鳥、という人も多いようです。『孤独のグルメ』の原作者 久住昌之いわく「これのためだけに国技館に相撲を観にいってもいい!」 イラストレーター 矢吹伸彦も『おとこ料理』で蔵前国技館時代からの相撲と焼き鳥の思い出を語っています。相撲趣味はないのですが、大相撲焼き鳥や力士弁当とビール片手の相撲観戦、ゆるい感じで流れる祭祀の時間になんとも憧れます。その矢吹氏のレシピから焼き鳥丼を。
醤油とみりんを1:1、それと少しの砂糖を鍋に入れ弱火で30分ほど煮詰めてタレを作る。鶏もも肉をやや大きめの一口大にカットする。ガスコンロの周辺をあらかじめアルミフォイルなどでカバーし、コンロに焼き網を乗せ点火して十分に余熱する。カットした鶏肉をタレに浸し、タレを良く切って焼き網の乗せて焼く。何回かひっくり返しながら表面がやや焦げてカリッとした感じになったら、再度タレに浸して焼き上げる。丼にご飯をよそって、少しタレをかけまわして、焙った海苔をたっぷり散らし焼き鳥を乗せる。好みで焙ったシシトウなども乗せ、唐辛子をたっぷりかけていただく。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.80
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