Piripiri ピリピリとはスワヒリ語で唐辛子を指す言葉。そしてこのピリピリチキンとはポルトガルの料理。アフリカの辛い植物がポルトガル人の手によってヨーロッパにもたらされ、さらに極東の島国にもやってきた。それを口にした日本人はそれ以来、辛さを表現するのにピリピリというようになった、のではないかな。世界は食でつながっているのだ!
紫玉ねぎ、レモンの皮、ニンニク、バジルの葉っぱ、唐辛子(生)、パプリカパウダー、白ワインヴィネガー(レモン汁でも可)、オリーブオイル、オレガノ、塩・胡椒をフードプロセッサーにかけてサルサを作る。生の唐辛子がなければ、細かく切った乾燥の赤唐辛子と赤パプリカのすりおろしで代用する。分量は好みだが、オレンジがかった緑の流体になる感じか。赤と黄のパプリカを大きめカットしてオリーブオイルで柔らかくなるまでじっくり炒めておく。骨付き鶏モモ肉に塩・ブラックペパーをまぶして、皮目と反対側の骨に沿って切れ目を入れ、別のフライパンで皮目にしっかりと焼き色がつくまでソテーする。耐熱容器にソテーした鶏を入れ、間にサルサを流し込み、ソテーしたパプリカを乗せて、タイムを散らして200℃に余熱したオーブンで15~20分程度焼く。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.112
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