マルチェロ・マストロヤンニが愛したパスタです。日本のイタリア料理屋などでは決してメニューに登らない素朴極まりないイタリアのマンマの味。豆好きのマルチェロは、行きつけのローマのリストランテ「ニーノ」でもきっと特別にオーダーして食べたのでしょう、カトリーヌ・ドヌーブといっしょに。
白いんげん豆を一晩水に漬けて戻す。潰したにんにく、塩、オリーブオイル、粗挽きのブラックペパーを入れ、鍋を火にかけ、アクを取って、弱火にして柔らかくなるまで煮る。30分程度か。茹で汁は取っておく。じゃがいもを茹でる。茹で上がったじゃがいもと白いんげん豆(2/3ぐらい)をフードプロッセサーにかけ、粗いペースト状にする。鍋にペーストと潰していない豆を入れ、固めに茹でたフジッリを加え、豆の茹で汁、パスタの茹で汁を加え、全体をかかき混ぜて、塩・ブラックペパーで味を調える。皿に盛ってオリーブオイルをたっぷり廻しかける。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.121
copyrights (c) 2012 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。