B級続きで今回は沖縄ではとてもメジャーなポーク卵です。沖縄でポークといえばスパムことランチョンミートのことなのだそうです。そのスパムと卵を炒めただけなのですが、表面がカリッと焼かれた塩辛いスパムのどちらかというと安直な感じの味と卵の優しい感じの味が組み合わされて、不思議と病みつきになるおいしさなのです。『酒場放浪記』で吉田類さんがどこかの居酒屋で食べていたのをヒントに作ってみました。
フライパンに油を入れ1センチ厚さにカットしたスパムを弱火で両面をじっくり焼く。表面がカリッとするぐらいまでスパムを焼くのがこの簡単な料理の唯一の秘訣。ボウルに卵を割り入れて塩・胡椒を加えほぐしておく。スパムが焼けたら卵を流し入れ手早く混ぜ合わせた完成。マスタード、ブラックパパー、ケチャップ、ウスターソースなどお好みのものをかけでどうぞ。
Plat du Jour vol.120
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