寒い時、代謝を促したい時、インパクトのある一皿が欲しい時などにぴったりです。「麻」とは中国山椒の花椒(ホアジャオ)の舌が痺れるような辛さ、「辣」とは唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さを指すのだそうです。分量などは好みでOK、意外に簡単にスパイスの香り高き濃厚深遠なる本格火鍋スープが出来上がります。
香味油を作る。鍋に胡麻油に花椒を入れじっくり弱火で熱する。煙が出る手前ぐらいになったら、しょうが、にんにく、ねぎ(1本分ぐらい)のみじん切り、豆板醤を入れ焦げないように炒める。鍋に水を張り、八丁味噌、鶏がらスープの素、五香粉、老酒、オイスターソース、ショウガ(薄切り)、にんにく(丸ごと)、唐辛子(丸ごと)、八角、干し棗、クコの実、桂皮(シナモン)、茴香(フェンネル)、陳皮(ない場合はゆずの皮のすりおろし)などを投入し、先ほどの香味油も加え沸騰させる。塩・醤油で味を調えスープが完成。あとは羊でも豚でも牛でも餃子でも好きな具を入れて食べるだけ。そのまま食べても旨いが、腐乳を胡麻油と芝麻醤に溶いたタレをつけても良い。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.124
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