かりっと揚がった衣の香ばしさとラムロースの独特の香りと旨さが渾然一体となって楽しめるのはパン粉揚げの醍醐味です。本邦が誇るトンカツの別バージョンと言って良いでしょう。ややレアなジューシーさを楽しめるのが仔羊ならではです。
骨付きラムロースをラップで挟んで麺棒やワインの瓶で叩いて7ミリ程度の均等な厚さに伸ばす。バットに細かく挽いたパン粉、すりおろしたパルミジャーノ、みじん切りにしたイタリアンパセリを混ぜておく。肉に塩・ブラックペパーをして、小麦粉をまぶし、溶き卵をくぐらせ、チーズ入りのパン粉をまぶす。フライパンに多めのオリーブオイル(バターを加えてコクを出すのもいいネ)を入れ、ソテーするように揚げる。表面がキツネ色になり中がピンク色の状態がベスト。皿に盛りつけて、クレソンやレモンを添えて、粒塩と粗挽きのブラックペパーをかけてどうぞ。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.127
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