冷やし中華は具やタレのバリエーションなど沢山ありますが、やっぱりこの王道の組み合わせにはかないません。「冷やし中華って、エラそうにすればするほど、高そうにすればするほど、中華料理に近づけようとすればするほど、美味くなくなるでしょ」と喝破したのは『孤独のグルメ』の原作者久住昌之。蓋し卓見なり。
きゅうりは斜め薄切りにして5ミリ幅に細長く切る。ハムも同じ幅で細長く切る。錦糸玉子を作る。フライパンを熱して薄くオイルを引き、溶き卵を流し入れながらフライパンを回すようにして円形のごく薄い卵焼きを作る。端がフライパンから剥がせるようになったら菜箸かフライ返しで反転させ、反対側を1~2秒焼く。卵2個で直径20cmの薄焼きが3枚できる勘定。粗熱を取ってごく細切りにする。具はバットに入れ冷やしておく。タレを作る。鍋に鶏がらスープ大4、醤油大6、酢大5、砂糖大4、酒大4、胡麻油大1、摺り下ろしたしょうが(以上3人前の分量)を入れ、ひと煮たちさせ冷蔵庫で冷やしておく。中華麺を茹で流水で洗い、氷水で冷やし水気を良く切って(ざるにとって良く振るって最後は手で押しつけるようにして水気を搾り出す)冷やした器に盛り付ける。具、紅しょうが、ネギ、炒りゴマを乗せ、タレを回しかけ、からしを添えて完成。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.178
copyrights (c) 2013 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。