「谷口がっこそば」は山形県最上郡金山町で廃校になった分校を使って地元のお母さん方が打った蕎麦を食べさせるところ。今回はそこで突き出しで供された日本の夏にふさわしい一皿。あまりのおいしさに母さんの一人から作り方を教えてもらいました。揚げ浸しのレシピはいろいろあれど、野菜の組み合わせ、白しょう油を使った味付けなど、これ以上足すことも引くことも要らない完成度の高い逸品です。
やや細長く乱切りにしたなす、縦に切ったパプリカ、ししとうを油で揚げる。ししとうは事前に金串で2~3箇所穴を開けておく。揚げた野菜の油を良く切ってボウルに入れ、しょうがの細切りとともに少量の塩、白しょう油、ゴマ油で合える。冷蔵庫でよく冷やしてどうぞ。出来立てのフレッシュな感じもいいが2~3日たって味が滲みわたったものもまた良い。揚げるのは短時間、油を良く切る、白しょう油は控え目に、しょうがはたっぷり、がコツといえばコツかな。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.186
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