ブランダードvol.10、バカリャオのコロッケvol.107 など干しダラはじゃがいもとの相性が抜群。濃縮された魚の旨みと日なた臭さが独特の枯れた味わいを生み出します。今回はカリフラワーを加えた「3味一体」とでもいうべきスペイン風の一皿です。日本では干しダラがなかなか手に入りませんが、生鱈に塩を振って出てきた水分を捨てながら2~3日から1週間程度冷蔵庫で寝かせて、天日で干したもので代用できます。
干しダラを一晩水で戻して一口大に切る。生鱈の場合は1時間程度戻せば十分でしょう。鍋に入れ、ひたひたに水を張り、火にかける。煮立ってきたら、一口大に切ったジャガイモとカリフラワーを加え、弱火で煮込む。柔らかくなったら全体をやや崩すようにかき混ぜ、味をみて塩っ気が足りないようなら塩を加える。皿に盛りパセリを振る。ニンニクの薄切りをオリーブオイルで揚げ煮にしてパプリカを加えたオイルや赤ワインヴィネガーをかけてどうぞ。
Plat du Jour vol.285
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干鱈は普通に日本でも手に入ります。
特におせちに必須の棒鱈の材料ですから。
投稿情報: ワイワイ | 2014/11/07 09:49
ワイワイさんコメントありがとうございます。
確かに干鱈はありますね。また、スペインやポルトガル風の塩蔵したもの探せばあるようです。
投稿情報: t/o | 2014/11/07 17:46