葱と鮪だけというシンプルな陣立てはきっと酒飲みの発想とみた。もともとはづけにする際に醤油をはじいてしまうので捨てられていた鮪のトロを使った江戸の庶民料理だそうです。葱を先に入れて煮えたところで鮪を投入して、色が変わったらすぐ引き上げて食べるというのが唯一のコツです。
長葱を5cmの長さに切る。鮪は1~1.5cmの厚さに切る。鍋に出汁をはり、酒、醤油、みりんで味をつける。甘辛は自由。鍋の出汁が沸いたら葱を入れ、好みの煮え具合になったら鮪を入れ、色が変わったぐらいで引き上げる。七味唐辛子や柚子胡椒などと一緒にどうぞ。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.304
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