丼物シリーズ第一弾。『シャボン玉ホリデー』の刑事ドラマのパロディ劇での取調室の必須アイテム、永井荷風が最後に食したは京成八幡駅前の「大黒屋」のカツ丼、網走刑務所を出所した高倉健が食堂で注文するのがしょう油ラーメンとカツ丼(『幸福の黄色いハンカチ』)、決まってカツ丼しか頼まない学生が登場する大友克洋の漫画「カツ丼」などなど、いろんな記憶を蘇らせる、まさに国民的一皿です。
以下は1人前の見当です。たれを作る。だし60CC、しょう油大3、砂糖大1、みりん大1を鍋に入れ一度沸かしておく。卵2個をボウルに割り入れ、かき混ぜておく。フライパンにたまねぎの薄切りを入れ、たれの1/2を注ぎ火にかける。たまねぎが柔らかくなったらカットしたカツを乗せ、残りのたれを注ぎ、ボウルの卵の2/3を加える。卵が固まってきたらボウルの残りの卵を加え、半熟ぐらいの段階で丼のご飯の上にすべり込ませるように乗せる。好みで三つ葉などをちらす。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.294
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