オスマン帝国時代からの伝統的なトルコのお菓子です。本場ではyufukaユフカというごく薄い生地を何層にも重ね、ナッツをぎっしり詰め、たっぷりのバターをかけ、大量のシロップに浸した、まさにヘヴィー級の甘さのものが普通だそうですが、ここでは生地のさくさく感を残し、バター・砂糖控えめの仕上がりとしてみました。それでも十分甘いぞ!
20×20cm程度のオーブントレイを想定しています。くるみ、ピスタチオ、アーモンドなどのナッツ計100g程度を適度に粒を残しながら潰す。市販パイ生地3枚を用意する。トレイに溶かした無塩バターを塗り、パイ生地を敷く。ナッツを乗せパイ生地を被せ、溶かしバターを塗る。再度ナッツを乗せる、3枚目のパイ生地を乗せ、溶かしバターを塗る。ナイフで生地の下まで切れ込みを入れ9等分し、200℃のオーブンで30分ばかり焼く。焼いている間にシロップを作る。小鍋に水1カップを入れ火にかけ、グラニュー糖100gを溶かす。はちみつ大3も加え、しばらくとろっとするまで煮詰める。最後にレモン汁大1を加える。シロップが冷めたら焼きあがったバクラバの上からかけて自然に冷ます。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.298
copyrights (c) 2014 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。