シンガポール風チキンライスです。チキンライスといっても海南鶏飯ハイナンチーファンは海南島出身の華僑によってシンガポールやタイなどに伝わった料理だそうです。鶏の旨みを吸い込んだ長粒米が病みつきになるね。タイではKhao Man Kai カオマンガイと呼ばれています。
鍋に鶏スープ(顆粒でOK。なければ水でも十分)を沸騰させ、鶏もも肉を加え中まで火を通す。鶏肉を一旦引き上げておく。フライパンに油を注ぎ、すりおろしたショウガとニンニクを加え、香りがしたら長粒米を入れ全体に油がまわるように混ぜ合わせる。米を炊飯器に移して同量のスープと塩、酒を加え炊く。摺りおろしたショウガ、ニンニク、長ネギのみじん切り、サラダ油、塩、醤油を混ぜ合わせて生姜だれを作る。炊き上がったご飯を皿に盛り、スライスした鶏を乗せ、香菜などを散らす。鶏を生姜だれにつけながら食べる。さらに一手間かけて茹でた鶏をニンニク、ショウガ、ネギと一緒に1時間ばかり蒸した後にスープにしばらく沈めておいたもの(パイチェジィ白切鶏と呼ばれる)にするとより洗練された一品となるね。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.307
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