イスラエルのひよこ豆の揚げ団子です。豆とあなどるなかれ、香ばしい味と香りと食感は肉団子にも勝るとも劣らない存在です。パリはマレ地区の名店「シェ・マリアンヌ」のファラフェルサンドをイメージして作ってみました。食べ進むうちにファラフェル、さまざまな野菜、ソースが渾然一体となった味覚のマリアージュがファラフェエルサンドの醍醐味です。
生のひよこ豆を使うのがポイント。缶詰や茹でたひよこ豆で作ってもちっともおいしくありません。乾燥ひよこ豆(250g)を一晩水で戻しフードプロッセサーで細かくつぶす。みじん切りの玉ネギ(1/2個)、ニンニクのみじん切り、パセリのみじん切り、塩、クミン(パウダーまたは挽いたもの)、カイエンヌペパー、ブラックペパー、小麦粉を加えてよく混ぜ合わせて冷蔵庫で1~2時間寝かす。その間タヒーニソースを作る。小さなボウルに、白ゴマペースト、摺りおろしたニンニク、塩、ブラックペパー、レモン汁、少量の水を入れよく混ぜる。つぶしたひよこ豆を直径2~3cmの団子状に整形して油で揚げる。ピタパンに紫キャベツ、玉ネギ、ニンジン、トマト、揚げたナスなどと一緒にファラフェルをはさみタヒーニソースをかける。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.306
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