ビネガーとオイルを直がけするなど作り方はいたって大雑把だが、そこがまた素材の味がストレートに感じられ、これまた旨かったりするのがバル風ということなのだ。素材重視ということで手作りツナをあわせてみた。おおつきちひろさんの『スペイン温もりの食卓』掲載のセビーリャの新幹線駅にあるバルの定番料理のレシピを参考に。
ツナのコンフィを作る。マグロの切り身に塩と砂糖をまぶしてキッチンペーパーで被って一日冷蔵庫に放置する。軽く流水で洗って水気を良く拭っておく。鍋または耐熱容器にマグロを並べ、オリーブオリルをマグロが浸るぐらい注ぎ、ベイリーフやタイムなどを加え140℃に予熱したオーブンで約20分加熱する。じゃがいもを茹でて皮を剥き適宜カットする。皿にじゃがいも、タマネギの薄切り、ピーマンのみじん切り、ゆで卵、ほぐしたツナを盛って、白ワインヴィネガー、オリーブオイルをかけまわし、塩、ブラックペパーを味を整える。ピーマンの代わりに揚げたしし唐などを加えてもいいね。ケイパーやオリーブなどもOKだ。
Plat du Jour vol.333
copyrights (c) 2015 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。