かつてフランスではバゲットの価格は厳格に統制されていました。価格統制は1978年に廃止されましたが、今でもパリのバゲットの値段はどこでも概ね1ユーロ前後、今の日本円でいうと130円前後に抑えられています。白い小麦のパンが原因で革命が起きた国におけるブーランジェリーの矜持を感じます。
このメゾン・ランドゥメンヌ・トーキョー Maison Landemaine Tokyo は、フランスのバターを使った高級クロワッサンで有名ですが、それ以上に、この一本180円のバゲット(ノーマル)が特筆ものです。250円~350円という東京におけるバゲットの価格相場のなか、パリのブラーランジェリーの心意気を感じさせる一品といえましょう。薄いしっかした感触のクラストと優しいふんわりとしたクラムが特徴です。
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美味しそうなバケットですね。東京には素敵なパン屋さんがたくさんあって、羨ましいです。出かけた時は、パンを買って帰ることが多いですが、一本300円前後となると常食としては若干高い気がします。たまに、食べる程度になってしまいます。パンが主食の国ならではの心意気ですね。
こういうパン屋が近くにあれば良いなぁ。
投稿情報: ユッキー | 2015/12/03 21:46
おいしいパン屋さん、増えてますね。普段よく行く都立大学の「トランスパレンテ」もバゲット250円(ぐらい)とバランスが良いです。
投稿情報: t/o | 2015/12/04 11:31