台湾では立派な台湾料理のレストランより、街中の食堂や屋台の一皿に唸らされることが多いです。いわゆる小吃(シャオチー)と呼ばれているものです。魯肉飯はそんな小吃の代表のひとつです。こういうこってりしたレシピは枝元なほみさんが得意です。
豚バラの塊を1cm×2cmぐらいにカットして、鍋に油を少量ひいて炒める。表面に焼き色がついたらひっくり返して、全体に焼き色がつくまで炒める。出てきた脂はキッチンペーパーで拭っておく。酒(たっぷり)を加えアルコールを飛ばすようにし、ひたひたの水を加え、沸騰したらアクをとって1時間ばかり煮込む。脂が気になる場合はここで一旦冷まして表面に固まったラードを取り除く。揚げタマネギを作る。タマネギを縦半分の薄切りにして、さらに半分にカットして小麦粉をまぶして、やや色づくまで油で揚げる。鍋に、ゆで卵、揚げタマネギ、黒砂糖、しょうゆ、八角、クローブ、ナツメグ、シナモン、花椒、五香粉、オースターソースを加え、さらに1時間ばかり煮込む。水分がなくなってとろっとしたら完成。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.419
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