きちんと作るとしみじみ旨いアメリカンな一皿。ベーコンとレタスとトマトとマヨネーズ。どこにでもある当たり前の具材だが、それが巧みに組み合わせられることによって、これ以上動かしようのないほどの至高の味覚が生まれる、という良い例。一方、その単純さと裏腹にBLTの歴史は謎に包まれています。一説によると(アメリカン)クラブハウス・サンドイッチからターキーが抜けたものがその始まりらしいです。
旨さの最大のポイントはベーコンのクオリティ。ここは是非手づくりベーコンにこだわりたいところです。《自家製ベーコン》vol.15の要領で作ったベーコンを薄く切ってフライパンでよく焼いてペーパータオルの上で脂を切っておく。好みでカリカリに焼いてはさんでも旨い。レタスの葉を流水で洗って水気をよく拭ってちぎっておく。トマトは横にスライスして種を除いて、ペパータオルの上で水分をよく切っておく。食パンを軽くトーストしてバターを塗って、ベーコン、レタス、トマトをはさみ、マヨネーズを塗り、ブラックペパーをかけ、もう一枚のパンではさみ、プレスする。パン3枚を使ってダブルデッカーを作る場合は真ん中のパンには両面にバターを塗る。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.513
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