寒い季節に、しみじみ旨い、素朴で温かい一皿。まさに「フランス家庭料理の横綱格」(パリの日本語新聞『オヴニー』の佐藤真さん)です。ひき肉よりポトフの残りの塊肉などをたたくとさらに絶品だそうです。茄子などのほかの野菜などや刻んだ生ソーセージなどを加えるのもよい。マスタードをつけて食べるとさらにフランス気分が盛り上がる。
分量は直径20cmの耐熱容器一皿分。ジャガイモ(400g)の皮をむき、お湯で茹でる。湯を切って、ナツメグ、バター、牛乳(少し)を加えつぶしてマッシュポテトを作る。塩少々で味つけしておく。ナツメグの代わりにクミンで風味づけしても面白い。タマネギ(1.5個)をみじん切りにしてバターで色づくまで炒める。タマネギを一旦取り出して、ひき肉(300g)を加え、ぽろぽろになるまで炒める。余分な脂はペーパータオルで取り除く。タマネギを戻して塩・コショーで味を整える。ビーフブイヨンを加えてり、ワインで風味づけするとなお可。トマトピューレを加えトマト風味にしてもOK。バターを塗った耐熱容器にひき肉を入れ、上からマッシュポテトで覆うようする。表面を粗く均してコンテなどのすりおろしたチーズとちぎったバターを乗せて200℃に余熱したオーブンで20分ぐらい表面が色づくまで焼く。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.519
copyrights (c) 2018 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。