5月5日は端午の節句(子供の日)。
コロナウィルスによる外出自粛で、曜日の意識や季節感や時間の感覚すら、はなはだ心もとなくなったと感じられる2020年の節日。せめても、というわけでしまい込んであった兜や人形などを設え、めったに作らないちらし寿司などを作ってみる。もう家には子供はいないんだけどね。
この日が端午の節句となったのは、季節の変わり目の端午の日に、菖蒲やよもぎなどの薬草を飾り、病気や厄災払うという奈良時代の宮廷社会での風習が始まりだとか。その後、江戸時代に「菖蒲(しょうぶ)」が「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、武家社会における祝いの節日として盛んになり、今日の男の子の誕生や健康を祝う節句の行事につながっていきました。この日飾られる鎧兜は武士とそのその勇ましさの象徴であると同時に、武士が身を護る大切な道具を飾りることによりに、大切な子供を事故や病気から守る願いをこめたのだそうです。
ゆで竹の子と人参を切って、だし汁、千切りしょうが、酒、みりん、砂糖、しょうゆで水分がなくなりまで煮る。すし酢はご飯2合に対して、酢(大2)、砂糖(大2)、塩(小1)の割り合いを目安に。フライパンに少量の油を引き錦糸卵を作る。炊き立てのご飯を大きな皿などに移し、すし酢を振りかけて切るよう混ぜ、煮汁を切った竹の子、しらすを加え全体を混ぜ合わせる。器に盛り、錦糸卵と木の芽(山椒の葉)を散らす。覚めてもおいしいのでお弁当にも。冷蔵保存したものを再加熱して食べる際は少しすし酢を補うと風味が戻る。
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