月山筍(がっさんだけ)は月山の標高1,000m以上の高地に自生する天然の根曲がり竹のことです。月山筍が採取できるのは、月山の雪が解ける6~7月のころだけという幻の食材。根曲がり竹は竹と呼ばれていますがチシマザサのことで、山形では細竹と呼ばれ、初夏の山菜の一種として割とポピュラーです。アクがないみずみずしさ、パリッ、コリッいう軽い潔い食感、ほのかな甘みなど、同じ竹の子でも孟宗竹とは大いに異なります。似てるものといえば立派な太さのアスパラガスの根元のところでしょうか。採れたてが一番ですが冷蔵庫で一週間ぐらいは持ちます。
まずは一本ままを天ぷらに。
かき揚げにして天丼に。
皮付きのまま網であぶって蒸し焼きに。オリーブオイルやマヨネーズをつけて。
豚バラや高野豆腐との煮もの。
甘辛味噌で茗荷などと一緒に炒めて。
最後は鯖缶を汁ごと加えた味噌汁に。長野あたりの食べ方だそうです。
Bon appetit !
copyrights (c) 2020 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。