たまたま観たNHKのレイチェル・クーの料理番組でやっていたスウェーデンのクリーム色のストロガノフ。ストロガノフというと日本ではデミグラスで煮込んだ茶色いビーフストロガノフを思い浮かべますが、スウェーデンのそれはスモークソーセージとディジョンマスタードを使った黄色っぽいストロガノフです。レイチェルさんにならってライスではなくタリアテッレと絡めて。ソーセージの脂のコク、マスタードの酸味、クリームの濃厚さが混然一体となって大いなる空腹を満足させてくれる一皿。
ストロガノフはロシア料理。ロシアでもサワークリームを使ったクリーム色のストロガノフが本来なのだそうです。何故、日本ではデミグラスで煮込むのかに関しては、ご飯に合うようにアレンジしたためではないかという説があります。ハッシュドビーフがご飯と一緒盛りなってハヤシライスになったように洋食に歴史あり、という訳だな。
フライパンにバターを入れ、タマネギのみじん切りを炒め、粗挽きのソーセージを小さく切ってを加える。トマトピューレ、ディジョンマスタード、パプリカパウダー、生クリーム(あっさり仕上げるには半量を牛乳にする)を加え煮込み、塩・ブラックペパーで味を整える。茹でたタリアテッレ、ケイパーを加え絡める。
Bon appetit !
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