スペインの肉団子です。パン粉をつけた肉団子を一度揚げから煮込むというひと手間が滋味のある味わいの肉団子を作ります。パセリと玉ねぎをたっぷり使ったトマトソースが爽やかです。アルボンディガスとはアラビア語のアルーブンドゥガ al-bunduga ヘーゼルナッツを意味する言葉からきているそうです。ということは、アラブの肉団子と新大陸のトマトがスペインで融合して生まれ一皿というわけだ。
ボウルに合い挽肉、卵、牛乳に浸した食パン、みじん切りにしたたっぷりのパセリ、松の実、塩(肉の重量の1%程度)、ナツメグを入れよく捏ねる。全体が白っぽくなるまで捏ねたたら冷蔵庫でしばらく寝かす。ソースを作る。みじん切りにしたニンニクとたっぷりの玉ねぎをオリーブオイルで炒める。包丁で細かく叩いたトマトの水煮、ブイヨンの素(少量、なければなくてもOK)、白ワインを加えて煮る。ボウルの挽き肉をゴルフボール大に成型して細かいパン粉をつけてオルーブオイルで揚げる。揚げ上がった肉団子をソースの鍋に入れ、パセリのみじん切りを加え、塩・ブラックペパーで味を調え、ソースがとろっとして全体が一体化するまでしばらく煮込む。
Plat du Jour vol.97
copyrights (c) 2012 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。