レモンの塩漬けに初めてお目にかかったのはパリのアンファルージュ市場の中のモロッコ惣菜という店でした。塩漬けされたレモンの一片が、スパイシーでオイリーなタジン料理に爽やかな酸味やほろ苦いさなどの奥深い味わいを与えておりました。というわけで今回は中東料理をはじめ、さまざまな料理のアクセントに使えるシトロン・コンフィの仕込みの巻きです。
無農薬のレモンを手に入れる。保存するガラス瓶をあらかじめ熱湯消毒しておく。レモンに縦四本の深い切れ込みを入れ内側に粗塩をすりこむ。ガラス瓶にレモンを入れレモンが埋まるまで粗塩を入れ、蓋をして冷蔵庫で3週間放置する。レモンが隠れるくらいまでに水分がなかなか上がってこない場合は、熱湯を少し加えて水分を補充すると良い。
Plat du Jour vol.100
copyrights (c) 2012 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。