大西洋に面したスペインのガリシア地方の素朴な魚の煮込み料理です。Xoubas guisadasはガリシア語でソーバス ギサダスと発音してXoubas とはいわしのことだそうです。スペイン語sardinaとは表記も発音もずいぶん異なりますね。何気ない料理の名前からもスペイン統一前の歴史を感じてしまいます。
いわしの頭と内臓を取って水洗いして水気をよくふき取って、表面と腹の内側に塩を振っておく。厚手の鍋かフライパンに玉ねぎの薄切りを敷き、じゃがいもの薄切り、にんにくのみじん切り、ローリエを並べる。その上に薄切りのトマト、ピーマンを乗せ、いわしを並べる。上から、塩、ブラックペパー、パプリカ、サフラン、オリーブオイルを振りかける。いわしが半分ぐらい浸るぐらいに水と白ワインを同量程度注ぎ、蓋をして煮込む。途中で煮汁をかけながら煮込み、水分がなくなったら完成。皿に盛りつけてイタリアンパセリを散らす。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.117
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