いわしのマリネの熱々版とでも申しましょうか、バジルやオレガノの香りがしっかり効いて、夏の終わりの疲れた身体が欲するような一皿です。パリの日本語新聞『オヴニー』連載の佐藤真編集長によるレシピを集めた『パリっ子の食卓』(河出書房新社)から。本では当然フランス語でSardines àla napolitaine と表記されています。今回はオイル多め、トマト少なめでハーブオイル煮に近い感じにアレンジしています。
いわしの頭を落とし、ワタを取り、身と中骨の間に親指を入れ滑らせるように骨を身からはがす。3枚におろしても良い。ひしこいわしの場合は中骨はそのままでもOK。水で洗って水気を良くふき取っておく。耐熱皿に並べ、塩・ブラックペパーをしっかり目に振り、つぶしたニンニク、みじん切りのイタリアンパセリ、ちぎったバジルまたはオレガノをたっぷり乗せ、ザク切りにしたトマトも乗せ、オリーブオイルをひたひたにかけ、200℃のオーブンで15分程度。オイルはパンにつけてどうぞ。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.187
copyrights (c) 2013 tokyo culture addiction all rights reserved. 無断転載禁止。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。