先日とあるイタリア食堂で食べて眼から鱗の思いをした一皿。こういうシンプルな組み合わせで唸らせることこそイタリア料理なのではないかということに改めて思い至りました。歯ごたえを残すいんげん豆の茹で加減、そこはかとなくまとわりついたハーブの香り、必要にして十分な塩味など、いやはや料理は奥深いものです。
白いんげん豆を鍋に入れ一晩水に浸しておく。翌日、ブーケガルニ(パセリ、セージ、ローズマリー、タイム、セロリ、ローリエなど)、潰したニンニク、塩を加え、火にかけ、沸騰したらあくを取る。その後オリーブオイルとブラックペパーを加え、ごく弱火で20分程度煮る。タイミングを逃さないようにやや固めに茹でるのが大切。火から下ろして鍋のまま冷ます。白いんげん豆の水分をよく切って、ボウルに入れ、ツナを加え、オリーブオイルを注ぎ、セージやオレガノなど好みのハーブを加え、塩、ブラックペパーをして全体を混ぜ合わせる。食べる直前に混ぜ合わせるのもポイント。たまねぎの薄切りを加えても良い。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.208
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