ラオス(人民民主共和国)とは昨年に少しばかりコネクションができたこともあり、村上春樹の旅行記『ラオスにいったい何があるというんですか?』を読んだりなど、ウォーミングアップをしながら、今夏初訪問のプランを練っていたのですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的蔓延により、無期限延期の状態に陥ってしまい、されば気分だけでもということで今宵はラープを作ってラオスナイト。本場のラープ未体験のアームチェアレシピですが、旨いよ。フィッシュソースはできれば無濾過のものが手に入ると本格的だ(写真はタイ産のもの)。
生のチリ(なければパプリカと赤唐辛子やチリパウダー)、赤玉ねぎ、ネギ、香菜、しょうが(あればガランガ)、ライムリーフ(こぶみかんの葉)、ミントをみじん切りにする。もち米(なければ普通の米)をフライパンで茶色になるまで煎ってフードプロセッサーで砕いておく。フライパンを熱して油を注ぎ、豚(または鶏)のひき肉(または塊から切り出して包丁で叩いたやつ)、香菜の茎、煎ったライスパウダーを炒めボウルに取り出しておく。野菜のみじん切り、フィッシュソース(なければニョクマム)、絞ったライム、塩を加え混ぜ合わせる。香菜、ミント、しそなどのたっぷりの野菜とご飯(蒸したもち米だとなお本場らしくなる)と一緒にどうぞ。無濾過のフィッシュソースの風味が魚臭くて気になる場合は、肉を炒める際に加えると気にならなくなるね。
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