カリフラワーをくたくたに煮てソースにしてしまうという発想、すごいです。カリフラワーの味がギュッと濃縮されたリッチな味わいに驚きます。いかにもイタリアの田舎料理らしい、素朴かつ奥深い一皿。トスカーナで教わったという米沢亜衣さんのレシピから。カリフラワーのこと、イタリア語ではキャベツ(cavolo)の花(fiore)というんですね。
豚肩ロースの塊肉に包丁で切れ込みを入れるなどして、ニンニクの細切りを刺し込んで置く。塩・ブラックパパーをまぶし、フライパンで脂身から焼く。全体に焼き色がついたら取り出して、鍋に移す。小房に分けたカリフラワー、ニンニクの薄切りを肉の周りと肉の上に乗せ、肉の1/3の高さぐらいまで水を注ぎ、蓋をして弱火で1時間ほど蒸し煮にする。カリフラワーはへらでどろどろにくずしてとろりとしたソース状にする。水分が多いようだったら肉を取り出して煮詰める。皿に盛ってオリーブオイルとブラックペペーを挽いて食す。柔らかく煮えた塊肉が好みの場合は、肉だけを先に1時間ほど煮込んでからカリフラワーを入れる良い。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.74
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こんばんは。「カリフラワーの味がギュッと濃縮されたリッチな味わい」って興味あります。そもそもカリフラワーがどんな味だったかなんて、覚えていないですよ。味なんかあったかしら?という感じです。
今度、カリフラワーをじっくり味わってみようと思います。豚肉も美味しそう!
投稿情報: ユッキー | 2012/06/20 00:54