イカと赤ピーマンを組み合わせた南仏やバスクあたりを思わせる一皿。18区の老舗 ビストロ・ポール・ベールPaul Bertの一皿を思い出して作ってみました。ワイワイ賑やかな雰囲気もさることながら、老舗らしい定番料理に加えて、こういう素材重視の一皿があるのもうれしいお店です。モンゴウイカ(フランス語ではセッシュseiche)の代わりにスルメイカを使った分、食感がやや硬いですが、組み合わせはバッチリです。
赤ピーマンを表面が黒く焦げる程度に網で焼く。新聞紙などでくるんで蒸しながら冷ます。焦げた皮を剥いて、縦半分にカットして種を取る。イカのワタ、目、くちばしを取り除く。フライパンを熱して少量のオリーブオイルを注ぎ、イカを表面が焼く。表面がやや焦げるぐらいが香ばしくて旨い。皿に赤ピーマンを敷いて、焼いたイカを適宜カットして乗せ、コリアンダーやイタリアンパセリをちぎってかけ、粒塩、オリーブオイル、ブラックペパーをかけまわす。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.345
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