イスラム、ノルマン、神聖ローマ帝国、フランス、スペイン、オーストリアとさまざまな支配下にあったシチリア。歴史の長い時間を想う時、この甘酸っぱい一皿の味わいがさらに増します。スペインのカタリューニャの影響下で生まれた料理らしいのですが、どこがそうなのかは今後の研究課題ということで。イタリア地方料理はいつもの米沢亜衣さんのレシピから。
松の実をフライパンで色づくまで炒っておく。3cm角に切った茄子とパプリカをオリーブオイルで揚げる。フライパンにオリーブオイルを注ぎ、みじん切りのタマネギ、葉も含めて小口切りにしたセロリを炒める。トマトの水煮(少な目)、揚げた茄子とパプリカを加え、ケイパー(塩抜き)、オリーブ、干しブドウ、炒った松の実も加え、砂糖(少々)、ワインビネガーを加え、水分を飛ばすように炒める。塩・ブラックペパーで味を調えて冷ましてからいただく。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.562
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