イタリア料理やスペイン料理で良く見かけるイカの詰め物、かねがね旨そうだなーと思っておりましたが、今回、肉詰めでチャレンジしてみました。結果は?絶品でした。付け合せた菜の花のほのかな苦味が春を先取りした感じでこれまた結構でした。詰め物は、イカゲソをみじん切りにしたものに、オリーブ、ケイパー、パン粉、パルミジャーノなどをミックスしたものでもいいかも。普通にカラマリ・リピエーニといえば、こっちの方かな。
ヤリイカの胴からワタと足をはずす。胴から軟骨を除き、内部のワタの残りなども取り除き、流水で洗い、内部も良く水気を拭っておく。足をワタから切り離し流水で洗って水気を拭いておく。ボウルに豚挽肉(ヤリイカ1パイに対して50~70g)、ニンニクとタマネギとパセリのみじん切り、塩(肉の量の1%強)、ブラックペパーを入れ、白っぽくなるぐらいまでに良く捏ねる。好みでクミンやフェンネルシードやパプリカなどを加えても良い。ヤリイカに肉を詰め、最後に足の部分を詰め物に突っ込むように詰め、端部を楊枝で留める。フライパンにオリーブオイルを注ぎ、イカをじっくりソテーする。全体に適度な焼き色が付いたら、白ワインを加えアルコールを飛ばし、別に作っておいたトマトソースを加え、少し煮込むような感じで全体を馴染ませる。皿に茹でた菜の花、イカを盛りつけ、上からソースとオリーブオイルを回しかけ、パセリのみじん切りを振りかける。
Bon appetit !
Plat du Jour vol.133
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